佐藤研究室では

学部は理学部 情報科学科

大学院は情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻

から学生を受け入れています.

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本研究室では,以下のような目的意識を持って研究を進めたいと考えています.

金出武雄先生のご講演でも紹介されている人工知能研究者アレン・ニューウェル先生は,自身の研究スタイルを以下のように述べています.

"Good science responds to real phenomena or real problems."

"Good science is in the details."

"Good science makes a difference."

From CMU site

我々の研究室でも,このような研究を目指しています.

研究者の世界は研究者同士の相互評価が主流であるため,問題を不必要に複雑化し,条件を増やした特殊ケースを解くなど「研究のための研究」に陥りやすい性質があります. 我々の研究室では,社会における解くべき問題を明確化し,適切に抽象化することで問題解決を与えることを目指します.したがって,「高度な数学を用いた解き方」よりも「どのような問題を解くのか」という新しい問題の発見を重要視します.ただし,既存の方法で解ける問題は,新しい問題とは考えません.その問題を解くために,技術的に新しい(高度な数学を用いることもある)方法が必要であるような問題を「新しい問題」と考えます.もちろん,社会の問題意識に根ざした問題であることが前提です.自分で穴を掘って警告し,埋めるような問題解決を提示することにならないようにする必要があります。より具体的な問題を解く,おもちゃの問題を解かないようにするというのを重要視しています.


指導教員(佐藤)自身は,これまで機械学習と他の研究分野との融合研究を行ってきました.例えば,2009年頃には,量子論と機械学習の融合分野の研究を世界に先駆けて行っていました.2014年頃には確率微分方程式の理論を用いた学習アルゴリズムの理論解析を行っていました.2018年頃には光学と機械学習を融合させる研究を行っています.

研究において、点と点がつながる瞬間は他では体験できない素晴らしい経験です.そのような瞬間を世界の研究者の方々とともに創造していきましょう.